【チューハイコラム】歴史的大ヒット!元祖氷結シリーズで振り返る 平成の缶チューハイ変遷(その1)

平成のチューハイといえばこれ!歴史的大ヒット&ロングセラーの
キリン氷結のレビューと平成の缶チューハイ変遷をまとめてみました!

氷結レモンとグレープフルーツ

平成最後のチューハイは何を飲むか?!

昨日4/30平成の時代が幕を閉じ、本日から新元号「令和となりましたね!
私はチューハイloverチューハイ研究員として、
平成最後の缶チューハイは何を飲もうか・・・と
今月に入ってからず~っと思案していたのですが、
昨日の仕事中にようやく結論を出すことができました。

やはり平成の缶チューハイ史を語る際には外せない大ヒット商品・・・
といえば、やっぱこれでしょ!キリン氷結シリーズ

平成最後の昨晩は、発売当初からある氷結レモンと氷結グレープフルーツ
久しぶりに飲みながら、缶チューハイの歴史と未来に想いを馳せながらすごしました。
大げさだと思われるかもしれませんが、本当ですよ!笑

それでは、私が平成最後の晩酌に選んだこの氷結シリーズがなぜすごいのか?
その答えを昭和から始まり、まだまだ浅い
缶チューハイの歴史と変遷とともに紐解いてゆきましょう!

昭和~平成まで。缶チューハイの人気の変遷を振り返ってみよう!

●1984年(昭和59年) 日本初の缶入りチューハイタカラCanチューハイ」が発売。

タカラcanチューハイ

この商品のヒットをうけて蒸溜酒メーカーがこぞって缶チューハイ発売
この時の商品は焼酎ベースアルコール度数は7~8%で、
レモンやグレープフルーツなど柑橘系のフレーバーがメインでした。

1989年(平成元年) メルシャンの「オリジナル ピーチツリー フィズ」がヒット。

ピーチツリーフィズ
これを機に甘い系のチューハイが市場に加わります。
アルコール度数は、缶チューハイのスタンダードであった
タカラCAN チューハイ」の半分の4%
ドライな柑橘系ではなく、桃やリンゴなどの甘いフルーツフレーバーが斬新でした。
山瀬まみさんのCM、懐かしいです・・・。

●1999 年(平成11年)サントリーがクオリティが高く安価な「スーパーチューハイ」を発売。

スーパーチューハイ
タカラCAN チューハイより3 割ほど割安
クオリティが高いこの商品は、缶チューハイの新しいスタンダードとなり、
この後、缶チューハイの年間消費量はいっきに5 倍近くまで拡大します。

●2001年(平成13年 )いよいよ「キリン氷結」シリーズの登場!!!

キリン氷結アソート

この商品はチューハイ=焼酎という概念を覆した画期的な商品でした。
焼酎ベースではなくほとんど無味無臭のウォッカをベースに使うことで、
フレッシュな果汁感を表現。さらに今までにないパッケージアルコール度数
6%の飲みやすさと安値で買えることもあり、
幅広いユーザーを取り込むことに成功しました。

チューハイ焼酎から離れることでユーザーを拡大し、
チューハイ」は同種のミックスドリンクの総称となったのです。
キリン氷結シリーズの登場により、缶チューハイ若い世代にも受け入れられ
その後の缶チューハイの発展に大きな影響を与えたのです

その後、機能派チューハイ低アルコール高アルコールチューハイなど
平成にはまだまだ色々な缶チューハイが登場しますが、
歴史の後半とまとめは次回ご紹介いたします!

それでは、最後に久しぶりに飲んだ氷結レモン&グレープフルーツのレビュー
いっちゃいましょう♪

懐かしさが逆に斬新!甘酸っぱさと炭酸のほどよい関係

レモンとグレープフルーツ

氷結レモングレープフルーツをじっくり飲むのは
本当に何年ぶり?!と言うかんじでしたが・・・・。
何度もリニューアルされて、アルコール度数6%⇒5%になった?
ようですが、とても懐かしい味でした。

これぞ元祖平成のチューハイ!ですね。

居酒屋で飲むシロップのチューハイより断然フレッシュで、
かといって生搾り系とも違う。。。。
はたまた、最近人気のこだわり系レモンチューハイのような雰囲気でもなく、
なんといったらいいのでしょう、、、、ザッツ氷結!!なんです。

ただただ懐かしい味でした。

レモングレープフルーツ果実味濃厚だけど、ちょっとだけ甘め
でも人工甘味料無添加で美味しい!
炭酸の度合いもほんとによい感じで、思わず「美味しい!!!」と
叫んでしまいました。
忘れかけていたチューハイの味を久々に思い出しました。

原材料とカロリーとアルコール度数とまとめ

氷結レモン 氷結グレープフルーツ
原材料 レモン果汁、ウォッカ、糖類、炭酸、酸味料、香料 グレープフルーツ果汁、ウォッカ、糖類、酸味料、香料
カロリー(100ml当り) 45kcal 48kcal
アルコール度数 5% 5%
果汁 2.7% 4.2%
甘さ ★★★ ★★★
飲みやすさ ★★★★★ ★★★★★
総合評価 ★★★★★ ★★★★★

思わず★5つ付けてしまいました!
10年前までは缶チューハイとくれば、キリンの氷結だったのですが、
新しいジャンルやフレーバーのチューハイが台頭してきて
ついに2018年度の売上げでは通常の氷結シリーズは首位陥落。。。
私も新商品の氷結はレビューがてら買うのですが、
元祖のレモンやグレープフルーツ味はほとんど買ってなかったなぁ~。

でも、ほんとに美味しい!!!

皆さんも平成に思いを馳せて久しぶりに味わってみてください!

早めの寄付がお勧めです!

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